英語の覚え書き

英語を忘れないように書き留めておきます。

Red

イディオムで、I saw red.というと、「頭にきた。」という意味になります。血がカーッと頭に上ってきて血の赤が見えちゃっている、という感じがします。

 

I had to take the redeye to get home last night.は「昨晩家に帰るのに夜間飛行便に乗らざるを得ないかった。」という意味になります。おそらく、夜間飛行でよく眠れず目が充血して赤くなっているところから“red-eye flight”という言葉が生まれたのでしょう。

 

また、“a red-light district”というと、遊郭街のことになります。ヨーロッパでは遊郭街は赤いライトがついているらしく、日本の交番の赤いライトを初めて見てヨーロッパ人は「あ、遊郭街!」と思うらしいです。

 

日本語の「赤字」はそのまま英語でも“赤”のようで、“Our company was $50,000 in the red.”、つまり「我々の会社は5万ドル赤字だった。」と言うことができます。

 

red herringは「赤いニシン」という意味ですが、これは薫製にしたニシン、ということです。She used it as a red herring. と言うと「彼女はそれを目くらましとして使った。」という意味になります。薫製にしたニシンは匂いが強いので警察犬などの訓練には効果的なんだそうですが、これを悪用し捜査中の犬に薫製のニシンの匂いを嗅がせると、犬が本来追うべき匂いを追えなくなってしまう、というところから生まれたイディオムだそうです。

 

宝島社のファッション誌に『InRed』というのがありますが、直訳すれば「赤色で」ということになっちゃうわけですが、あれはどういう意味なんでしょう? てか、どこからそういうネーミングになったんでしょうか…。女性ミドルエイジ誌でおもに30代向けのファッション情報を紹介している雑誌だ、ということですが、“red”との関連性がいまいち分かりにくいですね。